会社概要

社長あいさつ

Top Message

はじめに当社の設立について簡単に説明します。当社の親会社は全国漁業協同組合連合会(略称:JF全漁連)で、その産地工場で宮城県内にある塩釜工場、石巻工場、気仙沼工場からなる工場部門を、2009年(平成21年)に分離・子会社化して「ぜんぎょれん食品株式会社」が設立されました。

しかし設立して間もない2011年(平成23年)、3月に東日本大震災が発生し、その津波によりそれぞれの工場は大きな被害を受けました。特に石巻工場は甚大な被害を受けてしまい、やむなく閉鎖することとなりました。

その後まもなく塩釜工場に事業を集約して運営を再開し、また気仙沼工場を改修工事して営業を再開し、震災から8年の歳月がかかりましたがようやく事業状況を以前に近いところまで回復することができました。

当社は上記のとおりJF全漁連という漁業生産者団体が母体ですので、事業内容は国産水産物、とりわけ三陸産を中心とした水産物の加工、販売の取扱いが主体です。その他に漁船への餌積みや氷の供給、水産物の保管事業などを通じて地元産業に貢献する事業運営を行っています。

その中で塩釜食品工場では消費者の皆様に三陸産のおいしい魚を安心して食べていただけるよう、原料を目利きして買付し、HACCPの管理手法を取り入れた工場の衛生管理を行い、お取引先様から信頼され頼られる会社となるよう取組んでおります。

代表取締役社長 内田 珠一

わたしたちがめざしていること

What we are aiming for

食品製造事業者として、安全で信頼される商品を提供し続けるために、次の取組みを続けていきます。

  • 消費者を基点とした衛生管理、品質管理体制を整備して、安全で信頼される食品を提供することを明確にします。
  • 社会環境の変化に的確に対応し、コンプライアンス意識を会社全体で向上させていきます。
  • 加工用の原材料は安全性を確認し、作業手順書の策定や品質基準の設定を行い、これらをHACCPの管理手法により衛生・品質管理を進めていきます。
  • 教育訓練や研修により、食品製造に携わる従業員に衛生管理に関する能力を向上させ、また作業者の服装や健康に十分注意を払います。
  • 消費者などの信頼や満足感を確保するため、誠実で透明性の高い双方向のコミュニケーションを行います。

会社概要

Company Profile
会社名 ぜんぎょれん食品株式会社
代表者 代表取締役社長 内田 珠一
本社所在地 〒985-0001 宮城県塩釜市新浜町1丁目19番26号〔アクセス
気仙沼工場 〒988-0246 宮城県気仙沼市波路上瀬向77番地〔アクセス
石巻事務所 〒986-0022宮城県石巻市魚町3丁目4番22号〔アクセス
資本金 9,800万円
売上高 4,332百万円(2022年3月末)
株主 全国漁業協同組合連合会(100%)
従業員数 77名(2022年3月末)
事業内容 水産物の加工・販売、及び冷蔵保管、凍氷の生産販売
仕入先 全漁連、北海道、宮城県、岩手県他の県漁連、産地市場、水産会社、他
販売先 全漁連、全国各地の生協、JA、量販店、問屋、荷受、他
主な取扱商品 鮮冷凍フィーレ:秋サケ、銀ザケ、天然ブリ、サバ、サンマ他、加工品(切身等):秋サケ、銀ザケ、天然ブリ、サバ、サンマ、 浅羽ガレイ他

沿革

History
1962年 全国漁業協同組合連合会塩釜工場として創業
1972年 加工場を増設
1979年 石巻冷凍工場を開設
1990年 気仙沼工場(冷凍保管工場)を開設
2004年 塩釜工場を移転し食品加工場を新規に開設
2009年 全国漁業協同組合連合会から工場部門を分社化し、ぜんぎょれん食品株式会社を設立。
従来の3工場の事業運営を継承。
2011年3月 東日本大震災の津波被害により石巻工場を閉鎖。
気仙沼工場を休業。
2011年4 塩釜工場に事業を集約して加工販売事業を再開。
2012年2月 気仙沼工場の営業を再開。
2012年3月 塩釜工場の製氷事業を再開。